TAFpysis


10.23(水)、10.24(木)、10.30(水)、11.12(火)、11.15(金)、11.20(水)、11.21(木)、11.22(金)、11.25(月)、12.1(日)、12.5(木)ブログ更新しました。


「TAFpysis」は2023 年 11 月 15 日に設立されました。 設立に至った経緯としましては、もともとは中学校で学校改革に取り 組んでいた当事者である学生たちが、高校へ進んだところ、旧態依然とした学校文化の壁にぶつかりました。納得のいかない学校構造(生徒主体ではない)、 チョーク&トーク型授業、ICT 機器を使えない、大量の宿題、謎のル ール。同学年の生徒と話していても「学校 はこんなもの」だというあきらめや、疑問も抱かない姿から、「自分たちが間違っている?」「中学校で考えたり、行動してきた事はおかしかったのか?」など悩んだり、あきらめかけていたり、葛藤してい た中、学生たちの意志と私の思いが繋がり、今の教育を問い直すために結成されました 。私が今まで繋がってきた多くの方々からのバックアップもいただき(応援いただいている方々もご覧ください)ながら、学生主体となって、精力的に活動しております。今後も、様々な活動を行ってまいりますので、ご支援いただければ幸いです。

*講演依頼、学校に関する相談なども行っております。
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 代表理事 大坪真哉






設立者の思い〜TAFpysisとは〜


  TAFpysis(ティーエーエフピュシス)とは「 世の中の当たり前を問い直し、ありのままの自分・ありのままの他人を尊重しながら、繋がりを広め・深め未来について考える」という意味です。TAFとはThink About the Future の略。pysis(ピュシス)とはギリシャ語で「自然・ありのまま」の意味であり、『万物の巧みな作り手である自然に即した教育こそ最良の教育である』という意味を込めています。
  
  代表理事    大坪真哉

「TAFピュシス」命名並びにロゴマーク、シンボルマーク作成

濱口 瑛士(ハマグチ エイシ)HAMAGUCHI EISHI

画家。2002 年 東京都世田谷区生まれ。東京大学先端科学技術研究センターと日本財団の共同プロジェクト「異才発掘プロジェクトROCKET」第1期スカラー候補生。 3歳頃から絵を描き始める。物語を作ることも得意。絵以外に興味のあるものは、世界史( 特にローマ史) 民族や宗教問題。尊敬する人物は、ローマ皇帝アウグストゥス、教皇ヨハネパウロ2世。言語IQ133。好きな言葉は「君の覚えた小さな技術をいつくしみ、その中でやすらえ」( マルクス. アウレリウス. アントニヌス帝)。

ロゴマーク

このロゴマークの意味は「学問を表す本とペン。そこから成長を象徴した木が生えており

この木は人間の思考というモチーフも含まれています。鳥は平和の象徴で月桂冠は栄光を意味しています。」


シンボルマーク

このシンボルマークの意味は「ピュシスのPをモチーフにしています。探求や未来といった意味を込めて宇宙服を着せました。」


活動

9月

初期は池田市にあります、ツナガリエ石橋をお借りし、高校生になってからの混乱や違和感、葛藤などそれぞれが出し合っていました。中学生の時以来の集まりで、みんな中学校の校長室に戻ったみたいだと喜んでくれていました。

10月

高校生ってこんんない忙しいんだと実感しはじめたのはこの頃です。みんなとっても忙しく日程が合わずになかなか集まれない。そんな時はオンラインでミーティング。さすがにみんな慣れたものです。


11月

メンバーは徐々に増え、大学生なども入ってくれの打ち合わせ。今度は場所を梅田に設定し、大阪の各地から集まってきたみんなで打ち合わせです。会議室を借りることもあれば、ファミリーレストランなどで行うこともありました。

12月

いよいよ12月になりキックオフイベントが近づいてきました。会場のドーンセンターの下見です。荷物を持って電車で移動。
会場も確認。これも中学校時代と同じく、下見も自分たちで行って、たくさんの情報をインプットし、活動に活かします。

12月22日

ついに当日。9月から始め、合計15回ほどの集まり。最初はゆったりと打ち合わせをしていましたが、最後はドタバタでしたが、いつものように原稿のチェックはなし。もうお互いに信頼している感じですね。中学校時代に培った経験を活かし、メッセージカードをお昼から作成です。

キックオフイベント

この告知用テンプレート1枚作るのに、ものすごく時間がかかりました。最初は大人が作っていましたが、「イメージが違う」と言う事でつくりなおし。どうやったらメッセージが伝わるんだろうと悩みに悩んで、学生たちが作ったテンプレートです。イベントの最初は大坪のメッセージよりスタートしました。

北豊島中学校出身生徒によるプレゼン。高校に入ってからの違和感や不安・葛藤。そんなことを土台にに自分たちが中学校で学校改革を行ってきた時の気持ちや具体的な取り組みの内容などを紹介しました。事務局は大学生がつとめてくれ、この日の流れをコントロールしてくれていました。

続いては建国高校の生徒によるプレゼンンテーション。この1年間取り組んできたことや、その時の思いなど話してくれました。また、今の日本の教育の課題を明確にし、今後進むべき方向性を熱く語ってくれました。

保護者の方にも登壇いただきました。PTA役員を長く務めてきて、何の違和感もなく取り組んできたことが、学校改革によって新たな気づきや発見の繰り返しで、今発表しているこの子達と出会えて良かった、一緒に改革に携われてよかったと愛情のこもったお話をいただきました。

 最後はゲストの木村泰子さんによる講演。講演といっても一方通行ではなく、会場の皆さんを巻き込んでのお話し。特に高校生とよく会話をされていました。大空小学校時代に取り組んできたことや、学んだこともお話いただきました。キック王イベントの会場は木村泰子さんのお人柄に包まれ、暖かい雰囲気になりました。

イベント後の学生たちの様子

木村泰子さんの提案で学生が会場前に整列。17名もの学生が参加してくれていました。前に並んでいない高校生もいれば、小学生も参加してくれていました。

9校の高校生と1名の大学生。目をキラキラとさせながら話をしていました。本当にいいですね。こう言う姿。今の学生は多様でグローバルです。 

学生と大人の交流、学生たちのことを考えてくれている大人同士の交流、教育関係者とそうでない方との交流。素敵な時間となりました。

後片付けも済ませ、解散。その前に記念撮影。もうみんな本当に満面の笑みを浮かべてくれていました。新たなチャレンジでしたが、本当にやってよかったなと思える瞬間でした。

感想の中から

<ご参加いただいた方>

高校生が自分で堂々と自分の意見をお話ししている姿、大坪先生や木村先生のお話を拝 聴し、自分は何ができるのだろうか?と改めて考えさせられました。

高校生の皆さんが、自分の言葉で、自分のこと学校のことを話していて、自分たちの手で、おかしいと思うことを変えようとする姿に勇気をもらいました。

学校改革をしているのですが、実際活動している人の実体験を知ることができ、木村さんの話を聞いてすごく感動しました。ありのままの自分でいいこと、自分であることとても私が、気にしていることを学べました。

高校生がこれからの教育に対して変えていきたいという強い思いがあり、どうするべきなのかをしっかり考えているところがとても良かったと思いました。

感動しました!

本当に貴重なお話ありがとうございました。今後自分の在り方を改めて考えさせられる機会となりました。これからも宜しくお願い致します。

立ち上げた趣旨がよく分かりました。発表者の皆さんがいろいろ悩みながらも前向きで素晴らしかったです。若さは宝ですね。

色々考えさせてくれる良い発表ばかりだった。建国の子ども達の将来が楽しみすぎます!こんな頼もしい子がいるんだと教えていただけたのもよかったです。

立ち上げた皆さんの熱量に圧倒されました。それと同時に、これまで声を上げてこなった自分への後悔や怒りを感じました。そこまでの気持ちにさせていただいたことに感謝しています。


<学生>

高校に行ってから自分が今までやってきたことはやっぱり少しずれていたのかなと疑うこともあったけれど、今回参加して自分は間違ってなかった、他の学校がまだ昔の考え方だから北中はおかしくないと改めて感じました。学校は違っても同じ考えを持ってる同世代の人と交流するのが凄く楽しかったし、大人からの意見を聞いて学ぶこともたくさんあったので参加して良かったです!高校ではなかなかこういうことができない(しようと思えばできるけど言える人がいない)のでこのような場で自分の考えを発表できて何か一つ殻を敗れたような感じがしました。またこのような機会があればぜひ参加したいです!

まずは素直に緊張と楽しさが同じくらいありました。今まで否定されてきたことが多かったから、話を聞いてもらえるか不安でした。でも愛知から来て自分たちの話を聞いて涙を流してくれた人、教師としてすいませんとコメントをくださった方、話してる途中に自分が情けなくなり呆然としたとコメントをくださった方など理解して賛同してくれる方はたくさんいることを学びました。今後は自分たちの活動をもっと広め、せっかく今回愛知から来ていただいた方もいたからもっともっと巻き込んでいきたいです。また、今後学校を変えたいと思っている子どもから大人までが集まれる場所にし、今回のような一方通行が多めなイベントでは無く、話し合う形式のイベントを開催するのも面白いかなと考えています。学校では理解されなくても必ずどこかで理解してくれる人がいて、ピュシスという会があると思います。だから、ピュシスとしてさまざまな学校の生徒や教師と関わっていけたらなと思います。

生徒から話を聞くと改革できたことに誇りを持って話しているのが見えてすごい感動しました。自分たちがした事に誇りを持ってこれからも頑張っていこうという姿が感じられて同じ高校生として見習っていくべき存在でその学生たちと直接交流して、もっと話を聞く、自分の学校の話をするなど交流してみたいです。それと、木村さんがみんなが集中しやすく楽しく話してくださり楽しい気持ちで話を聞けて、また自分が本当に行動していきたいという契機になりました。また、木村さんが本当にすごい方なのだと感激しました。一対一でお話をしたのですが、私達が行動するのが1番重要だと言われ、自分が小さい事でも行動する必要があり頑張っていこうと思いました。私は学校自体を自由にしたいと思っています。自由があると言うことは自分で責任を負うという事です。まず、その責任を負うという事を今の学生が知ってきちんと自分自身で責任を負う事ができるのかが重要だと思います。自由で有りながらも自分で判断するという事ができる学校にしたいです。

私は今回を通して勝手にですが、ピュシスに居場所が出来たなぁと思いました。最近学校に通うことが億劫になり、教育へのモチベーションがかなり下がってしまっていたんです…。結局大人って、子どもファーストと言いつつ本当に子どもの意見に寄り添える人はほんのごく僅か。仮に1人寄り添える人がいても、その人が全員を、全体を変れるわけじゃない。教育の未来って暗いな。と丁度また感じ初めていたところでした。でも木村さんの話を聞いて、あぁ、こんなにも子どもを理解しようとしている、頑張ってる大人がまだいるんだ。出会ってないだけでどこかにいるんだ。そう思えました。また、そんな人達に囲まれている大坪先生はやはり人を見る目があるなぁと思い、ピュシスなら本当に教育を変えてしまうんじゃないだろうか?というドキドキ、ワクワク感をあの時私は感じました。

本当にお世辞なしで、未来にスっと光がさした感覚を憶え、1人勝手に涙ぐんでました。 

私個人からするとピュシスの活動の場は、私達が考えるこれからの未来ある教育に[共感しあえる仲間/新たな理解者/尊敬できる大人]に出会える機会になるんだろうと思います。今後の出会いがとっても楽しみです!✨️これからもよろしくお願い致します🙇🏻‍♀️


学校改革を行なってみて実際取り組んだ学校がどのように変化したのか結果どうなったのかを知らなかったので実際に生徒のみんなに聞くことができ、もっとアクションを起こそうという熱い思いの源にもなりました。やっぱり生徒のみなさんは輝いてましたあ😫 !

木村さんの話をきいて涙が出ました💦自分でもなんで涙が出たのかわからないけどたぶん木村さんの話し方、実体験、思い、などを聞いて泣いたのかなと思っています。私も子供たちを救うために大人、社会を変えなければならないという気持ちが強くなりました。このように感じる人がどんどん出てきて欲しいです。そのため木村さんに自分の学校で講演をしてもらえる機会を得ることができればと考えてます。みんなで考えるとさまざまなアイデアが出てくると思います。私は学校になんで行かなければならないのか、学校というところには絶対に行かないといけないの?とふと今疑問が湧きました。夜間学校などでも授業は聞けるし、社会について学べると思います。がっこうというワードだけで人々を傷つけたくありません。今通っている学校でもみんなが通いやすい学校って言ってるけどほんとにそうなの??不登校の人もいるじゃん?と思いました。その子に問題があるのではなく、その周りの子、クラスの環境に問題があると私は思います。残りの1年間で私は環境を変えます。アクション、革命を起こします!

 

設立趣向

コロナウイルス感染症で、世界中がパンデミックになり、人類の存亡すら危ぶまれる事態に陥りました。世界中で多くの命が奪われるという悲しい現実を突きつけられる一方、皮肉にも「根強い差別と排除の文化」、「主体的に行動できない日本社会」、「横並び主義」、「同調圧力」などの社会構造があぶりだされる事となりました。現在日本の教育は、100年以上にわたり、箱に入れ、枠に入れ、「正解主義」を軸に、「評価」「受験」や「進学」を大きな目標とさせ一方通行の教育を行ってきました。しかし、コロナウイルス感染症が世界中を覆いつくす前から、国は「主体的で対話的で深い学び」と「個別最適」を掲げ、子ども主体の学校づくりを進めるよう通達していました。しかしながら、コロナ感染症により「何が正解かわからない」「あたり前はあたり前ではなかった」という経験をしたにもかかわらず、ほとんどの学校現場は、例年踏襲を繰り返し、「先生主体」の教育を推し進めています。文部科学省も2023年8月29日、学校は変わっていくようにと「緊急提言」を出しています。既に凄まじい勢いで時代は変わっておりVUCAの時代を迎えています。グローバル化、子どもの自死・不登校・いじめ問題、高齢化社会、人生100年、生成系AIの進化、深刻な教員不足など問題は山積しています。特に社会全体として人口の激減は深刻な問題であり、今までの社会構造とは全く違う社会になります。今までのような「同調圧力をかけ、一方的な押し付けにより思考停止にさせ、当事者意識を奪い、大人が言うことに従順に従う人間を育てる場所ではない事」に教育関係者も保護者もなかなか気づけずにいます。これからの社会はOECDのラーニングコンパスなどに示されているように、社会全体のwell-beingが求められています。その為には、早く舵を切り、新たな改革を行っていかなければなりません。世界基準の目標は2030年。一刻の猶予もありません。そのような情勢を踏まえ、公立中学校の校長として、私立学校の特命副校長として取り組んできた、あるいは取り組んでいる改革を、更に広げていく必要性があると感じ、「TAF(Think About the Future)の会」を立ち上げ、同じ志を持つ高校生・大学生・社会人と年齢に関係なく、多くの人々とオンライン勉強会や、リアル勉強会、SNS勉強会、また交流会も、令和5年4月より数多く行ってきました。その中から出てきた声はまさに叫びに近く、「時代ににあわない校則・部活」「子どもの権利条約とはかけ離れた、あるいは人権侵害ではないかと思えるような教員の対応」「個別最適ではない一斉講義型授業」「名ばかりの探求やPBL型の授業」「進学率や部活動の成績などばかり気にしている学校の体質」などにより、当事者である生徒が夢や生きる希望を失っている現実があります。「TAF(Think About the Future)の会」で「教育」を柱にミーティングを繰り返していく中、学校教育が今の社会をつくっている事に皆が気づき始め、危機感を感じ、一刻も早く「困っている子ども」や「困っている大人」が年齢、出身地、国籍、職種など関係なく立ち寄れる「プラットホーム」をつくることが急務だと考えました。メンバーがそれぞれ「TAF(Think About the Future)の会」での勉強会やミーテイングで感じた事や学んだこと、あるいは学生ならでは感性で捉えているリアル現実を地域社会に広げ、継続的に推進していくことと共に、行政や学校、関連団体との連携を深めていく必要性も感じ、社会的にも認められた公的な組織にしていくこともより良い方法であると考え、今回法人として申請するに至りました。また、当団体の活動が営利目的ではなく、多くの方々に参画していただくことが不可欠であるという点から、非営利で活動する一般社団法人格を取得するのが最適であると考えました。
 最終的な法人名「一般社団法人TAFピュシス」は、「世の中の当たり前を問い直し、ありのままの自分・ありのままの他人を尊重しながら、繋がりを広め・深め未来について考える」という意味です。今後、法人化することによって、多様な人材が重層的につながり、組織を発展、確立することにより、教育分野に寄与するとともに、青少年(児童生徒)の健全育成や、教育に携わる様々な人々のコミュニティーとして、またプラットホームとして、地域社会や社会全体に広く貢献できると考えます。 



ピックアップ

これまで培ってきた私たちの経験や実績をもとに、数々の素晴らしいお客様にご愛顧いただいております。

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